モデルガンは弾が出ないし、高価なので、子供の頃は敬遠しがちだった。しかし、大人になってからは内部メカのリアルな構造や発火に魅了されて、むしろモデルガンの方に興味が移っている。今私が所有しているモデルガンは、安価なモデルがメインになるが、私が購入したモデルガンのインプレッションとして、このページにまとめておく。
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私が購入したモデルガンのインプレッションまとめ
モデルガンは弾が出ないし、高価なので、子供の頃は敬遠しがちだった。しかし、大人になってからは内部メカのリアルな構造や発火に魅了されて、むしろモデルガンの方に興味が移っている。
今私が所有しているモデルガンは、安価なモデルがメインになるが、私が購入したモデルガンのインプレッションとして、このページにまとめておく。
※モデルガンは対象年齢がないので子供でも買える。
新しいモデルガンを買い次第、このページに順に追加していくつもりなのでお楽しみに。どこまで増えるかはわかりません。
東京マルイが昔販売していたモデルガンキット。2000年以降に再販されたタイミングで懐かしさにつられて購入した。買ったモデルは、造るモデルガンシリーズの中でもできが良いと評判のワルサー P38だ。
このモデルガンの大きな特徴は、モナカ構造のフレームやスライド、バレルなどのパーツをABS専用接着剤で接着して自分で造ることにある。この工程をおろそかにすると、綺麗に仕上げられないのはプラモデルと同じだ。私は接着後にサンドペーパー(紙やすり)をかけ、接着したところに溶きパテ(Mr.サーフェイサー500)を塗ってから、トイガン用の塗料(G.スミス.Sの黒鉄)で塗装した。カートリッジ(薬莢)や一部のパーツのみプラモデル用の塗料で塗装した。
このモデルガンは一応発火もできるが、苦労して造ったものが、バラバラになっては困るので私はやっていない。
マルシン工業のモデルガンは観賞用にもなるのか興味があったので、完成品(発火仕様)のワルサー PPK/S HWを買ってみた。ワルサー PPK/Sは、映画やドラマなどにもよく登場する小型のオート拳銃だ。
外観は、ブラックHW(ヘビーウェイト樹脂)のスライドや、フレームが綺麗に仕上げられていてなかなか良い。パーティングライン(金型の分割線)は処理されているし、ヒケもあまり目立たない。マルシン工業のモデルガンは完成品でも塗装されていないらしいが、塗装まで施されている感じだ。それだけにスライドの右面にライセンス関係の刻印があるのが残念。
発火は観賞用のモデルガンとして買ったので、全く考えていない。
気軽に発火できるモデルガンが欲しかったので、マルシン工業のモデルガン組立キットのコルトガバメント M1911A1 HWを買ってみた。外観的には、民間用のガバメントのパーツがいくつか使われてしまっているが、あくまで発火用なので気にしない。
組み立ては、東京マルイの造るモデルガンシリーズのように、接着剤を使って自分で造る必要はない。取扱説明書に従ってただ組み立てるだけ。やや組み立てにくい箇所はあるものの、基本的に簡単に組み立てられる。ただし、スライドは八の字のように広がっているので、そのまま使うとがたつきの元になる。私は、スライドを大きめのクリップで挟んだ状態で熱湯に漬け込んで矯正した。塗装はこのモデルガンは発火用なのでやっていない。
肝心の発火は、同社のモデルガン専用7mmキャップ火薬を使って行う。これも取扱説明書に従えば良い。カートリッジに火薬をセットすることと発火後のメンテナンスが、やや面倒臭いが、ガスブローバックとは違う鋭いブローバックと排莢が楽しめる。発火性能は良い。ジャムる(カートリッジが詰まる)回数は、発火させればさせるほど少なくなった。
マルシン工業のモデルガンは、発火仕様の完成品(ワルサー PPK/S HW)とダミーカート仕様の完成品では、違いがあるのか興味があったので、ダミーカート仕様の完成品のブローニング M1910 マットブラックHWを買ってみた。
外観は発火仕様の完成品と同様に綺麗に仕上げられている。マットブラックHWとうたっているだけあって、同社のワルサー PPK/S HWより黒いし、スライドやフレームにトイガンオリジナルの余計な刻印も少ない。しかし、外観的な違いはそれぐらい。そのほかの違いといえば、カートリッジやバレル、チャンバーピンがダミーカート仕様になっていることである。
発火はダミーカート仕様のモデルガンのため、そのままでは当然できない。
実銃に近すぎて誤解を招くという理由で自主規制され、ごく短期間しか出回らなかった稀少なモデルガン。旧MGCのベレッタ M92F SRH(スーパーリアルヘビーウェイト)だ。ヤフオクでそこそこ状態の良い中古を11,000円ほどで落札した。前から欲しかったモデルガンなので何気にうれしい。製造年は1993年というかなり古いモデルガンである。旧MGCのSRHシリーズには、ベレッタ M92Fのほかにコルト ガバメントやパイソンなどがあるらしい。
外観は質感的にはなかなか金属っぽい。さすがは磁石がくっつくほどの鉄粉が含まれているヘビーウェイト樹脂だ。ただし、色的にはややグレーでムラがあり、あまりベレッタらしくない。もっと黒く綺麗にできなかったのだろうか?手に取った重厚感も、WA(ウエスタンアームズ)のガスガンと同等のものがあるだけに、その点だけが残念。
発火はSRH製で脆く、ダミーカート仕様のモデルガンになっているためできない。
コルト パイソン 357マグナムの4インチは、私が一番好きなリボルバー拳銃なので、昔からリアルなモデルガンが欲しかった。コクサイ(国際産業)が販売しているパイソンのモデルガンは、なかなか評判が良い。同社のガスリボルバーは散々なできだったが、観賞用のモデルガンなら大丈夫だろうという判断で購入してみた。
外観は全体的にHW(ヘビーウェイト樹脂)でできている。表面処理はリアル表面処理USスーパーブルー表面処理仕上げという大層なうたい文句が付いているが、全くブルーに見えないのが残念。ブルーというよりはグレーに近いくすんだブラック。おかげで黒染めの金属パーツとの色味の違いが目立つし、黒さにムラがある。こんなことなら真っ黒なパイソンの方がよかった。そのほかの仕上げも至って普通。マルシン工業の完成品のモデルガンとほとんど変わらない。カートリッジ(薬莢)は弾頭とケースが色分けされていて、発火式のモデルガンの割にはなかなかリアルで良い。
発火は、観賞用のモデルガンとして買ったので全く考えていない。
西部劇によく登場する銃。コルト シングル・アクション・アーミー(SAA)シビリアンの1stモデルだ。別名ピースメーカーとも呼ばれる。今は亡きハドソンの中古品が、安く売られていたので買ってみた。
外観は完成品らしく綺麗に仕上げられている。バレルやフレーム、シリンダーはHW製。グリップは木製でうれしい。しかし、寸法は自分で加工することを考えて、実物より少し大きめに作られているようだ。箱出しで見た目がリアルなSAAなら、断然ランパントクラシックやCAW(クラフトアップルワークス)に軍配が上がる。だが、価格が高すぎるので、私には買えない。価格が10,000円未満のSAAということでこれでよしとしよう。
発火は西部劇のガンマンになりきってやってみたい気持ちはあるが、まだやっていない。
KSCのトイガンは緻密な作りで定評がある。同社のモデルガンシリーズはどの程度のできなのだろうか?興味があったので、コルト キングコブラ 2.5インチ ブラックHWを買ってみた。
外観は全体的にHW製でやや灰色感が目立つが、細かい部分はきっちり作られている印象。各部のエッジは立っているし、トイガンにありがちな余計な刻印も少ない。ヨーク(フレームとシリンダーをつなぐ金属パーツ)は、周りと同色で塗装されているので、色味の違いが全くなく、統一感がある。グリップには実銃用のホーグ社製ラバーグリップが標準装備されていたり、カートリッジには発火式のモデルガンにもかかわらず、弾頭とケースが色分けされた、リアルなものが採用されていたりと満足度が高い。これは、低価格のリボルバーのモデルガンではかなりおすすめできる。
発火は作動が良いのでやってみたい気持ちはあるが、やっぱりもったいないから止めておく。
ハートフォードは、マルシン工業と同じく、モデルガンのキット品を販売してくれる貴重なメーカーである。ブルーイングがやりたいなら、ここのキット品が最適らしい。昔からブルーイングに興味があったので、ハートフォードのモデルガン組立キットのS&W M19 コンバット・マグナム 4インチ HWを買ってみた。ルパン三世の次元大介が使用しているあのリボルバー拳銃だ。
ブルーイングは基本的に下地処理が重要とのことだが、このモデルガンにはひとつ大きな問題がある。それは、サイドプレートのS&Wの刻印が薄すぎること。こんなに刻印が薄いと、サンドペーパー(紙やすり)をかけただけで、刻印が全て消えてしまいそうだ。これはどうしようか?答えが出ないままずっとこのモデルガンは放置状態になってしまっている。
発火は組み立ててもいないのでやりようがない。