昔のガスガンは、エアコッキングガンのようにスライドが全く動かない、俗に言う固定スライドガスガン(フィクスドスライドガスガン)が主流だったが、今のガスガンは、実銃のようにリアルにスライドがブローバックするガスブローバックガンが主流になっている。
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私が購入したガスガンのインプレッションまとめ
昔のガスガンは、エアコッキングガンのようにスライドが全く動かない、俗に言う固定スライドガスガン(フィクスドスライドガスガン)が主流だったが、今のガスガンは、実銃のようにリアルにスライドがブローバックするガスブローバックガンが主流になっている。
今私が所有しているガスガンは、このガスブローバックガン(対象年令18歳以上)がメインになるが、私が購入したガスガンのインプレッションとして、このページにまとめておく。
新しいガスガンを買い次第、このページに順に追加していくつもりなのでお楽しみに。どこまで増えるかはわかりません。
私が初めて購入したガスブローバックガン。昔、L.A.ガンショップ(現L.A.ホビーショップ)梅田店で買った。後述する同社のIMI デザートイーグル.50AE ハードキックやKSCのグロック17、マルゼンのワルサー P38 ac41もここで買ったのだが、わずか2年ほどで閉店してしまったようで残念だ。
この銃に関しては他の方々が散々レビューしているので、特に言うことはない。固定ホップアップの採用やデコッキング機能の省略、パーティングライン(金型の分割線)の未処理などで、定価を12,800円(実売9,000円ほど)に抑えた、とても買いやすいガスブロだ。
定価が安いからといって、性能が低いわけではない。それどころか、むしろ機能が減ったおかげで、故障が少ないという長所もあるぐらい。私は買ってから室内(常時箱出し)で使い続けているが、まだ壊れる気配すらない頑丈な銃である。
作りが細かいことで有名なトイガンメーカー、KSCのガスブロ。このメーカーが販売するトイガンは、どの程度のできか興味があったので買ってみた。
このKSCのグロック17は、同社のグロック17の中でも初期型の部類に入るようだ。全くヒケのない綺麗なスライドや、きちんと艶消し塗装されたフレームに正式刻印(MADE IN AUSTRIA)が入っているなど、見た目の満足度は高い。
しかし、作りは繊細なので、あまり気軽には撃てない。東京マルイ製のガスブロと比べると、傷が付きやすいし、スライドストップをかけた時にはスライドの切り欠き(ノッチ)が削れる。だから、今は外観オンリーのモデルガンといった感じになってしまっている。
「アンダーソン君。」マトリックスを見ていて、無性に欲しくなった銃。IMI社のデザートイーグル.50AEだ。東京マルイがハードキック版にリニューアルするタイミングで買った。
東京マルイの「片手では、撃たないでください。」というキャッチコピーは、ちょっと大げさだが、ハートキックの名にふさわしいリコイルや正式刻印、調節しやすい可変ホップアップなど概ね満足できる製品だ。
しかし、残念な点もある。まず、第一にスライドのストロークが短いこと。そして、第二にこれは何年か所有してわかったことだが、グリップ(ラバーグリップ)が経年劣化で溶けてベタベタになることだ。
ルパン三世が愛用していることで有名なワルサー P38。マルゼンが、そのワルサー P38のac41(1941年製造)モデルをリアルなガスブロで出すというから買ってみた。
リアルなガスブロといっても、材質はABS樹脂なのだが、ワルサー社から図面を借りて設計した正確なディテールや多用された金属パーツ、打刻印など、間違いなく所有感は高い。
しかし、ブローバック性能は今一歩。これは仕方がないところだが、ワルサー P38のマガジンはシングルカラムマガジンで薄いので、どうしても冷えに弱くなる。
ベレッタ社の銃の中では、M9と同じくらい有名なM1934。その割にはトイガンとしてなかなかモデルアップされないが、WA(ウエスタンアームズ)がベレッタ M1934のガスブロを出すというから買ってみた。
手に取った第一印象は重い!冷たい!凄い!の三言。トイガンとしての細かい作りでは、マルゼンのワルサー P38の方が上なのだが、ウエスタンアームズのヘビーウェイト+金属製のグリップの重量感と冷たさは、まるで実銃のような存在感で、細かい作りなど忘れさせてしまう。それだけにスライドの右面にあるライセンス関係の刻印が邪魔だ。
実射性能はサイズが小さいため最初から期待していないが、まあ及第点といったところか。ワルサー P38と同じく、マガジンが薄いので冷えには弱い。
シティーハンターの冴羽が使っていた印象が強いコルト パイソン 4インチのブラックモデル。同条件のコクサイ(国際産業)のガスリボルバー(生産終了後のアウトレット品)が、ネット上にて半額以下で投げ売りされていたので購入してみた。
この銃はパッと見の外観やカートリッジが独立している点、エジェクターロッドが動く点などは良いのだが、細部の作りが甘すぎて全く使い物にならない。欠点はたくさんあるが、特に痛かったのはトリガーとハンマーの精度が出ていないのか動作が渋すぎること。これではまともに弾が飛ぶはずがない。トリガーとハンマーを削ってみても、動作はほとんど改善しなかった・・・。初期不良だったのか?こんなものなのか?半額以下で買ったから良いようなものの、定価で買っていたら怒り出すレベルだ。また、カートリッジ自体は先が黒いゴムになっていてちょっとかっこ悪い。
実射性能は上述した理由でほとんどない。一応弾が出る程度である。